2011年08月06日鈴鹿本戦


                さて、いよいよ鈴鹿本戦です
                万全とは言えませんが私達なりにベストを尽くしました
                
                朝の7時スタートなのでメンバーは4時起きです、眠い眠いぞぉ
                スタート前の最後の点検です


                
                時間がいくらあっても足りません、気になりだしたらキリが無い
                諦めてとりあえず朝ごはんです


                 
                さて、そろそろ出発です、ファーストドライバーの○田さん、かなり緊張しています



                
                スターティンググリッドは8番、タイムは5分05秒でした
                ポールポジションの平塚工科さんは4分37秒・・・・驚愕のタイムです
                チャレンジ行って欲しいですよぉ
                一方ドリームクラスでは、芦屋大学○村さんが3分38秒のタイムレコード
                この辺まできたら、WAKABAーGOが裏ストレートあたりでゴールしているのではないでしょうか。



                
                さて、いよいよスタート、いつ見ても興奮します
                シグナルの音が胸に響きます!!



                
                ピット本部です、このために用意した、ブルーレイ・HDDテレビ、大活躍です
                現場監督は昨年までのドライバー○義さんです
                横でせっせとエクセルを打ち込むのは、表計算ダイスキな○田さんです(ハカイダー拓)
                2周目までは様子を見て、スタート時の混乱に巻き込まれないようにし
                3周目あたりから、5分15秒ほどで様子を見ます
                あかん、少し燃料消費が多い、もう少しタイムを落として走行しないと
                バッテリーが持ちません5分30秒〜45秒ペースに落としました
                若葉会は今年新たに購入したアメリカ製バッテリーで勝負を賭けます
                なんと10個直列、初期電圧131Vです、残念ながらカタログ数値の電力がでず
                FPXと同等程度のWhしかありません
                電圧が高い分、5%ぐらいは効率が良いかもしれません。



               
               ファーストドライバーの○田ドライバー、マナーの悪い車両に怒鳴っているときもありました
               キレた一条武丸のような時もありました(笑) 


               
               エンジョイで他所の上手なドライバーと比べると、まだ荒削りな部分が見えます
               



               
               若葉会、大阪市大正区の主に製造業を中心とした地元の親睦会なのですが
               大正区長が応援に鈴鹿へお越しいただきました
               派手な横断幕まで用意していただきまして、ありがとうございます
               製造業だから貴公子と機工士を掛けてるのね
               結構お金かかったのではないでしょうか、恐縮です



               
               燦然と輝く太陽の恩恵を受けて走るWAKABAーGO


              
               う〜ん格好良いのですが、車重がね、あと10kg軽くしたらかなりイケてるのではないでしょうか


              


              
              果敢に追い上げを見せるWAKABAーGO   前は周回遅れでしょうか



              
               と、言っている間にもトップの平塚工科さんはどんどん先に、1時間後には周回遅れにされてしまいました
               パンクのトラブルがあり、一時は5位まで後退しましたが、レース開始後2時間、追い上げまたトップに返り咲き
               車体見ても軽そうですね、90kgしか無いらしいです(WAKABAーGOは115kg)
               この時点で1位平塚工科さん 2位オリンパスさん 3位宇都宮工業さん、4位千葉黎明さん 5位若葉会


               
               宇都宮工業さん、4輪の美しいボディ、可変界磁モーター搭載らしいです
               走行音はエンジョイクラスで最も静かなのではないでしょうか
               静か=走行抵抗が少ないと解釈しても間違いないです


               
               過去に何度も優勝経験を持つオリンパスさん、周りに惑わされず、マイペースで
               淡々と走ります、モチロントップクラスのスピードでのマイペースです


               
               千葉黎明さんも早いです、昨年エンジョイ1クラス準優勝は伊達でもマグレでもありません


               
               神戸高専さんとデッドヒートのWAKABAーGO


               
               2時間10分ドライバー交代後のWAKABAーGO



               
               今回のピットインは若葉会初のタイム1分37秒で終えました
               昨年は電気トラブルで6分かかったので、いつもモタモタの若葉会としては珍しいです
               このまま、トラブル無しで走れぇWAKABAーGO






                     いつも何かある・・・・・





                     鈴鹿には魔物が棲んでいるのです・・・・





                     トップに2ラップ差まで引き離されたWAKABAーGO





                     残り30分シケインで後ろから平塚工科さんが来ます、あせるドライバーあせっちゃダメ!!






               
               WAKABAーGOシケイン曲がりきれずコースアウト、グラベルに足をとられてしまいました

               

               ガビーーーーーーーーーーーーーーーーーン

               
               後でビデオを確認すると、縁石に乗り上げ、一瞬前輪は地面から50cmは浮き上がっています
               後輪のスパッツもしたたかに、路面に打ち付けていました。

 
               
               空しく響くアナウンサーの声「でれるかナぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」

 
               出れるわけないやん・・・・(滝涙)



                              
               係員に押してもらって、出てきました これで痛恨の5分タイムロス
               おまけに前輪スパッツ(タイヤカバー)壊れて跳ねたみたいになってます
               仕方ない、どうせピットでの修理命令くるから、先にピット入れてしまおう
 


               
               ピット作業中のWAKABAーGO



               
               懸命に修復します、とりあえず走れるように、布粘着テープで補修します
               グラベルは結構部品なんかが落ちていて、パンクします
               おまけに砂利尖ってるし(笑)



              
              タイヤを覗き込み、パンクしていないか調べます、ジャッキアップして空転させないと
              タイヤ全周は見ることが出来ません、刻々と時間が過ぎていく、焦る若葉会
              パンクは大丈夫でしたが、ピット進入のロス、確認作業でのロス
              合計10分はロスしたのではないでしょうか


              
              復活したWAKABAーGO しかーし現実にはトップとは3周の差が・・・・
              もう壊れないよう、事故しないよう、祈るばかりです



              
              
              チェッカーフラッグが振られました、WAKABAーGO 5位39周でのゴールです



              
              今年からエンジョイ1(要するに高校生)エンジョイ2(社会人と大学生)との区分けが無くなり
              総合での順位となりました(総数41台) エンジョイ2でなら2位ですが、表彰すら無くなりました
              当初エンジョイクラス総合優勝を名目に掲げていた、総監督の目論見が
              見事に崩れ去った瞬間でもありました
              1位平塚工科さん43周 2位オリンパスRSさん42周 3位宇都宮工業さん42周 4位千葉黎明さん41周
              5位若葉会39周 6位神戸高専さん38周



              
              優勝を目指し、どこのチームも全力をあげて、マシンを製作します、やっぱ1位目指さなあかんね
              「1位じゃないとダメなんです」
              これで若葉会の熱い夏が終わりました、でもやっぱ くやしいです
              今年の記念に応援に来ていただいた、大正区長に乗っていただきました。
              来年の優勝目指してまた頑張りますかぁ!!